よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2011.02.03
昨年11月6日、7日に「会員交流事業」がINAXトレーニングセンター(愛知県常滑市)にて開催されました。当日は理事15名を始め、全国の青年部の会員を含め25名の参加がありました。
6日は全管連の賛助会員・理事会である(株)INAXのご好意によりINAXトレーニングセンターで研修会・理事会を行いました。研修会ではISM設備戦略室の中田氏よりトイレの変遷の説明を受けた後、館内の衛生設備器具の見学をしました。館内には私達の身近である便器に始まり、ユニットバス、システムキッチン、洗面台と住宅設備機器ほぼすべての物が展示してありました。
中でも素晴らしかったのは、便器やタンクの断面を見せるのに商品そのものをカットし、普段見えない所が分かるように展示してありました。便器のタンクも普段は上からしか見たことがなかったので、それを横から見るというのは非常に新鮮な気持ちになりました。
集合写真
そしてそれが終わると屋上に上がり、排水・通気の排水の流れ方のデモンストレーションを見学いたしました。ここでは器具から排水の放流先まで配管の途中でいろいろな継ぎ手を使うことにより排水配管の中で水がどのような動きをするのかを見学できるようになっていました。
特に素晴らしかったのが、通常排水管には塩化ビニール管(VP、VU)などを使うので外面の色はグレーというのが普通ですが、ここの配管は全て透明になっているので自分の目で水の動きを見ることができます。
なぜ通気の配管をしなければならないのか、また、継ぎ手の接合方法など、目で見て色々なことを確認することができました。約4,800平方メートルもある館内で、実際に取り付けや施工を体験できる大規模な「建材・住宅設備機器施工実習室」や、主要商品の機能をいつでも体験できる「商品体験展示室」、INAXの商品施工技術を体験するための最新の設備を見学することにより、深い知識を得ることができ、貴重な体験をすることができました。
研修会が終わると、同センターにて第75回理事会を開催し、その後懇親会場の彦助荘へと移りました。懇親会には(株)INAX、(株)INAXサンウエーブマーケティングの方にもご参加いただき、お酒を交えて今後の建設業界の動向などを熱く語っていただきました。
館内施設を見学
翌7日は自由参加ではありましたが、INAXライブミュージアムを見学してきました。土は水を得て形となり、火を通してやきものになります。
観て、触れて、感じて、学び、創り出す、を体感する為、「窯のある広場・資料館」「世界のタイル博物館」「陶楽工房」の既存の文化施設に、「土・どろんこ館」「ものづくり工房」が加わり、土からやきものまで、その歴史や文化、美しさや楽しさを体感・体験できる5つの発見館など5つの館を散策することによって、土とやきものが織りなす多様な世界を感じることが出来ました。光るどろだんごが作れなかったのが残念でしたが・・・
最後になりますが、今回ご協力を頂きました(株)INAXの皆様、また、全管連青年部協議会の会員の皆様には貴重な休日の開催にもかかわらずご参集頂きまして誠にありがとうございました。
子供は光るどろだんごに夢中
実行委員長:佐藤義晴(宇都宮)