よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2012.08.31
平成24年7月14日、富山市名鉄トヤマホテルにて、第16回通常総会が開催されました。
「発信、日本の元気は富山から!」の横断幕の文字通り、我ら富山県連青年部(愛称パイレン会)一体となって運営させて頂きました。
青年部協議会の初代会長(福田可也氏)輩出の地、富山県での初めての総会。今まで、やろうと思っていたけどできなかった…そんな先輩たちの夢を自分たちが叶えるぞ!という強い想いをようやく実現することができました。
通常総会では、まず始めに中島会長より、受け継がれてきた高い技術の継承をしながらライフラインを守る者として、責任を果たす為によりよい環境を構築していく決意を込めた開会のあいさつがありました。続いて開催地の富山県連 藤川会長より歓迎の挨拶では全管連青年部の発足の経緯をお話しいただき、総会参加者の中からも「始めて聞いた」という声も挙がりました。議事は、議長に三島理事(高松)が選任され、各事業担当理事より報告があり、事業報告・決算・事業計画・予算案・役員補充の5議案がそれぞれ議決され、滞りなく総会が終了しました。
総会と研修会の間には、企業ブース展示と「第1回全国カン切断王選手権」を行わせて頂きました。一度火が付けば同じ配管屋、間違いなく盛り上がるはず!という目論見は見事に的中し、一気に全国の配管屋魂が燃え上がり、素晴らしい切断スピードを披露する方、有り余るパワーで鋸歯を曲げて・折ってしまう方、そのたびに上がる歓声、予想以上の盛り上がりとなりました。
研修会は、「水と環境」をテーマとした3部構成としました。
厚生労働省水道課 石飛課長による基調講演「日夜 水道を支える管工事業への期待」。全管連青年部協議会「エコ倶楽部探検隊」の昨年度の事例発表と、日本水大賞審査部会特別賞受賞に至るまでの経緯を当時の担当である近藤秀樹氏に説明いただき、作家・工芸家でオークヴィレッジ 稲本正氏による講演「心に木を育てよう」では、日本の水資源と森・自然の重要性を認識せねばならないことを伝えていただきました。
中島会長
厚労省石飛課長
全国カン切断王選手権
優勝は川又理事(川崎)
そして懇親会。
植出富山県副知事、森富山市長、衆議院議員の長勢甚遠先生、橘慶一郎先生、参議院議員の野上浩太郎先生、全管連 大澤会長、給水財団 江郷専務理事、富山県中央会 黒田会長など多くの来賓の方々に駆けつけて頂きました。
オープニングでの優雅な「おわら」披露に続き、来賓の方々からお言葉をいただき、そして今回の全国大会を最も心待ちにしていたであろう、初代全管連青年部協議会会長 福田可也氏に乾杯の音頭をいただきました。
続いて全国の猛者達の笑顔が印象的なカン切断王の表彰式。ケレップ1年分やスッポン、漏水補修テープなど青年部らしいシャレの効いた景品を用意させて頂きました。その興奮のまま、迫力ある獅子舞演舞。料理も、出来うる限り厳選した富山名物を揃えました。富山地酒のブースもご好評いただけたと思います。
そして次回開催の徳島へ、伝家の宝刀・黄金のパイレンのバトンタッチ。会場の雰囲気も、各地から来て頂いた方と地元ホスト役が絶妙に混ざり合い、笑い声の絶えない密度の高い盛り上がりとなったと思います。
閉会の挨拶のあと、出口にてお見送りさせて頂いた皆様の笑顔とお褒めの言葉が、忘れられません。
裏方的なお話をさせて頂くと、県単位という大きなくくりをまとめ上げるのは、そう簡単なものではありませんでした。そこには、中山直前部長の2年間の地固めがありました。部長在任中に県内単組の様々なイベントに顔を出し「昼はスコップ持つぞ、夜はコップ持つぞ」のキャッチコピーと共にパイレン会に今まで以上の繋がりを作り、そこから理論派の棚元部長にバトンタッチ、綿密かつ大胆な采配で、今日ここに開催する事が出来ました。そしてその両者を支え続けた、浦田監事を始めとした県連一同。
先輩方の気持ちも込めハリウッド的な表現をすると…構想16年、制作開始から4年、クランクインして1年の超大作、といった所でしょうか。
全米ナンバーワンならぬ、“全管連ナンバーワン“になったかは、参加して頂いた皆様の評価にお任せするとしまして、我々スタッフ一同、出来うる限りの事を、やり遂げた達成感がありました。懇親会閉会後、参加者の方やスタッフと、グッと握手をしました。
一番多く、心からの握手をした日。
多くの時間と、労力を費やしました。が、それ以上に、たくさんの得るものがありました。これだけの規模のイベントをやりくりするのは、今後もそう無いでしょう。ここで得られる経験値、そして青年部員間の絆は、まさにかけがえのないものだと思いました。
富山県管工事業協同組合連合会青年部(パイレン会) 副部長 松下 光信
懇親会スタート
黄金のパイレン