エコ倶楽部

2005.09.23

名古屋市指定水道工事店協同組合青年部会

水源地をきれいにするキャンペーン
「どんぐりの苗」植樹・味噌川ダム湖周辺清掃活動

 名古屋市上下水道局が企画する、上下流交流「木曽川さんありがとう」と同行し、名古屋の水源地、長野県木祖村より譲り受けたどんぐりの苗を育て、成長した苗を植樹すると共に、木祖村の人々との交流会を行なうという事業です。名古屋市が行なう、木曽川上下流交流事業としては、平成14年度岐阜県金山町、平成15年度長野県木祖村に続き、今年度で3回目、名水協としましても、1回目より継続して参加しております。

もともと、全管連青年部協議会の「環境問題研究事業」の一環として、我々が企画した「水源地を見に行き隊」が、平成13年度に木祖村を単独にて訪問し、ダム湖の清掃活動等を行なったという新聞報道がきっかけとなり、当時、木曽川の上下流交流を計画していた上下水道局の企画に、ボランティア団体として参加し、一緒に上下流交流を実現できないかという打診があったのが始まりでした。それまでも、全管連の環境問題研究事業には、地元名古屋周辺の河川清掃等をおこなってまいりましたが、バスにて木曽川の水源地へ行くようになったのは4年前からです。

 具体的には、我々名水協のメンバーとその子供、そして上下水道局職員及び一般公募の子供を乗せたバス3台にて、朝8:15に出発し、車中にて木祖村、及び味噌川ダムについてのビデオを見てすごし、現地に11:45に到着しました。

 到着後、木祖村にあるこだまの森にて、木祖村村長はじめ、村役場職員、そして現地小学生約30名、先生、親御さんなどの熱烈なる歓迎で迎えられました。その後、野外音楽堂にて歓迎レセプションが開催され、開会ならびに名古屋にて一年間育てたどんぐりの苗の授与、植樹へと続きました。その後、公園内で参加者同士がお互いのことについて雑談を交えながら昼食をとり、遊具などで遊ぶなど交流を深めました。昼食の後、水源ダムの味噌川ダムへ移動し、一般参加者(上下水道局)は資料館などの見学、名水協参加者はダム周辺のゴミ拾い、及び草刈を一時間程度行い、名古屋への帰途につきました。

 我々にとってのこの事業の狙いは、上下流交流もさることながら、子供達が環境について考えたり、知るきっかけとなればといった点にあります。この意味では参加すること、そして継続していくことこそが、重要との思いで継続実施しております。ここ数年は、上下水道局企画との同行という形をとっておりますが、その企画の継続、有無にかかわらず、今後継続していきたい事業の一つです。

事業においては、貸切バス等の交通費がかさみますが、現地の方の反応を含め、実施する意義は非常に高く、今後、継続していくに当たり、継続事業としての位置づけ、事業費の捻出が必要となると思います。また、できれば、一般の子供を巻き込んでいけるようになればとの思いもありますが、バスの移動を含め、必ずしも安全とはいえない事業ですので、保護者同伴であれば問題ありませんが、一般の子供達だけをつれていくのは難しい面があります。

実施概要
青年部名 名古屋市指定水道工事店協同組合青年部会
担当者 会長 伊藤  充
長谷川 康司
実施時期 平成16年9月23日(木)
参加者

総勢:115名
水道局関連  大人:55名
                 子供:17名
青年部会     大人:20名
                子供:23名

  1. ホーム
  2. エコ倶楽部
  3. 名古屋市指定水道工事店協同組合青年部会