エコ倶楽部

2005.12.03

和歌山市管工事業協同組合青年部

水源地をきれいにするキャンペーン
加納浄水場・水ときらめき紀ノ川館・中央終末処理場見学

 この度、全国管工事業協同組合連合会青年部協議会より環境問題研究事業「エコ倶楽部探検隊」実施の募集により、去る12月3日(金)に和歌山市内の小学生を対象として、水資源に関連する施設の見学会を開催致しました。

 この事業は、子供達に水道施設等の見学をしてもらうことにより、生活に欠かせない水の大切さを勉強してもらうと共に、その水を供給する水道の設備の設置保全に携わる管工事業界の仕事について広く知ってもらうことを目的として、実施しました。

 参加小学校は、和歌山市教育委員会のご協力により募集して頂き、加太小学校と城北小学校の2校に決まりました。

 見学施設は、加納浄水場、水ときらめき紀の川館、中央終末処理場の3施設を見学しました。参加人数は、加太小学校(生徒33名・教員2名)、城北小学校(生徒35名・教員2名)でありました。案内役に青年部役員10名があたり、移動手段は、加太小学校と城北小学校の2校を交互に、1台の大型バスでの運行となりましたが、各案内担当者の適切な誘導と、車の渋滞にあわなかった事で、予定していた時間内(8:00~16:30)に無事終了することができました。

 当日、加納浄水場では、浄水場の仕組み、原水が浄水になるまでの説明を、クイズをまじえてわかりやすく教えてもらい、「へぇ~!紀の川の水を飲んでたんや~!!」と驚きの声をあげる等、みんな興味を持って聞き入っていました。

 水ときらめき紀の川館では、「紀の川大堰の役割」のビデオを見せてもらい、その後は自由行動で、展示ホール・操作室・屋上などを見学しました。最後は外に出て、魚の種類によって好きな道を選べるようにつくられた3種類の魚の通り道である「魚道」と、アユの遡上を真横から観察することができる、魚道観察室を見学しに行きましたが、時期外れの為、魚を見れなかったのが残念でした。

 最後の中央終末処理場では、「下水道ものがたり」のビデオを見て、その後、沈殿池を見学しながら、水がきれいになっていく仕組みなどの説明を聞き、見学会は終了しました。

 この施設見学を通じ、①水道と私たちのくらし②水が家庭にとどくまで③水道の仕事などを学んでもらいましたが、もっと多くの子供達にも理解して頂けるよう、これからも続けていきたいと思います。

 後日、小学生より以下の内容の感想文を頂きましたので、ご紹介させて頂きます。

加納浄水場

 「エコ倶楽部探検隊で、社会見学に行かせてくれてありがとうございました。紀の川の水は汚いので、あんなにきれいな水になるとは、思いませんでした。社会見学に行くまでは、自分たちが紀の川の水を飲んでいるとは知りませんでした。だから、自分たちが紀の川の水を飲んでいると聞いた時はビックリしました。いろいろ教えてくれて、ありがとうございました。」

水ときらめき紀の川館

  「12月3日(金)は見学させてもらって、ありがとうございました。話とかを聞いていると、アユが卵を産んだらもう死んでいくと言うのを聞いてビックリしました。そこで弁当を食べて、空気が良かったので、おいしく食べられました。

中に入ってビデオも見せてもらって、本当に楽しかったです。また、行く機会があったら行きたいデ~ス。」

中央終末処理場

「12月3日は、中央終末処理場へ行かせてもらって、ありがとう。最初のビデオを見て、油はそのまま流してはいけないと分かりました。お母さんにやってないか聞いたら、紙でふいてるよと言ってました。」

実施概要
青年部名 和歌山市管工事業協同組合青年部
担当者 会長 平岡 卓治
玉井 朗登
実施時期 平成16年12月3日(金)
参加者

総勢:82名
市立加太小学校(生徒33名・教員2名)
市立城北小学校(生徒35名・教員2名)
青年部(案内引率)10名

  1. ホーム
  2. エコ倶楽部
  3. 和歌山市管工事業協同組合青年部