よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2008.11.22
毎年、京都府管工事工業協同組合では『全国水道週間』にあわせてボランティア活動事業として親組合と青年会が合同で、組合周辺にある琵琶湖疏水周辺と鴨川河川敷周辺の清掃活動を実施しています。昨年は、青年会の活動として琵琶湖疏水周辺から平安神宮という超定番観光コースを清掃しましたが、今年はまたまた超定番観光コース第2弾琵琶湖疏水からから南禅寺・インクラインに行ってみようという事になりました。
当日は、11月とは感じないくらい暖かい天候、紅葉シーズンの3連休ということで、老若男女問わず人・人・人。さすが秋の京都、紅葉シーズンは大人気です。1度皆様もお越しいただいてぜひお楽しみ下さい。普通に歩くのも人ごみで困難なところをゴミ袋とゴミハサミを持って総勢22名スタートしました。
去年の清掃の時もそうでしたが、ほとんどゴミは無く、落ちているのは落ち葉とたまに落ちている動物の糞ぐらいのものでした。むしろゴミを探し歩くさまは滑稽なことかもしれません。ただ水鳥か鳩か分かりませんが、羽毛がチラホラ落ちていました…。実は、メンバーの一人がたまたま着ていたダウンジャケットから、はみ出ていた羽毛をわざと落として歩いたのですが、それを見つけては、ゴミあったぁ~といって群がるような雰囲気です。
ゴミを見つけたときの無邪気な笑顔や周囲もつられて微笑む光景が印象的で、同時に子たちが大きなゴミバサミに苦労しながら拾っていた姿を見て、すれ違う観光客から『ご苦労さま』、子供たちには『小さいのに偉いねー』と声をかけられ、子供らの嬉しそうで自慢気な様子を見たときは、この事業をやって良かった、本来とは違う角度での成果収穫だといえると思う次第です。
観光地という、特別な地域での活動ばかりではありますが、ゴミが見当たらない=街がきれいになったという答えかもしれません。町をきれいにする事は勿論大切な姿勢です。何かをキレイにしようとする気持ち、またきれいにしたいという気持ちを、日頃から出来る限り自覚し行動することで、次の世代へ伝えるようしていかなければなりません。
我々は、これからもこの活動を定期的に続けていきますが、活動を通じてではなく日常生活の中でも日課のように出来るようにしていくことが小さい活動ではありますが、こういったことが、ひとつのエコロジーにつながると思います。
文責:東光 正弘
青年部名 | 京都府管工事工業協同組合青年会 |
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事業名 | 南弾寺・琵琶湖疏水記念館周辺清掃 |
担当者 | 東光 正弘 |
実施時期 | 2008年11月22日 |
参加者 | 総勢:22名 |