よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2009.01.24
全管連青年部協議会主催の「水源地をきれいにするキャンペーン」に賛同し、高知市管工事設備業協同組合、同青年部「若葉会」の共同事業として開催いたしました当事業も、今回をもって第5回目を迎えることができました。
平成21年1月24日に高知市の水源地である鏡川上流域(大河内地区)において、当組合副理事長をはじめ組合員とそのご家族、近隣住民の方々など計44名の方に参加していただき河川敷の清掃活動を行いました。
開催日当日はAM9:00には参加者全員が現地集合を終え、スタッフによりゴミの分別方法、当日の時間予定、禁止事項等の説明を行い、AM9:30より各自清掃活動を行っていただきました。今回清掃を行った場所には、河原の石が大きく足場の悪い箇所がありましたので、清掃の実施に当たっては担当のスタッフを予め配置し、参加者に危険が及ばぬよう安全管理にも努めました。
高知市の主要な水源地である鏡川は、高知市土佐山の細藪山(593m)に源を発し、旧鏡村を経て高知市街南東で浦戸湾に流入する総延長約31.1km、流域面積約170km 2 の二級河川です。
鏡川(かがみがわ)この美しい響きを持った名前の由来は、山内一豊・容堂で有名な山内家が現在の高知市(当時の河内)に城下町を建設した頃に遡ります。『我が影を映すこと鏡の如し』土佐藩五代藩主山内豊房が、当時「潮江川」と呼ばれていたこの川の清流をたたえ、「鏡川」と名付けたと伝えられています。
鏡川沿いの低地に発達した高知市は鏡川の洪水対策が大きな課題でした。一方で、北を流れる吉野川水系からの高知分水も鏡川に入り、水道用水に使われています。高知市は鏡川から日量6万トン、高知分水から6.3万トンと鏡川から12万トンの取水をしています。
当日は気温も低く、小雪もちらちら舞う中での作業でしたが、参加された方々の熱心な取り組みにより、約二時間に及ぶ清掃活動で3tトラック約1台分の可燃及び不燃ゴミを収集。速やかに各処分場へ搬出し処分いたしました。清掃活動終了後には参加者全員で集合、記念撮影を行いました。
昼食には、参加者の皆さんに慰労をかねてバーベキューを振る舞いましたが、寒さと清掃後の空腹も手伝ってか皆さんに大盛況を頂きました。昼食後、参加者の方には解散していただき、スタッフによる設営の撤去、現地の現状復帰を行い、PM12:30には現地管理者の方に終了した旨を報告し撤収いたしました。
今回「水源地をきれいにするキャンペーン」に賛同してから第5回目の開催ということもあり、前回まで試行錯誤した経験や、反省点を改善し生かした事業の実施を行えたと感じております。今後も第6回、第7回の開催へ向けて、参加された方々が気持ちよく活動を行えるよう、スタッフ一同より研鑽し意識を高めていきたいと考えています。
最後に、今回参加していただいた皆様、並びに事業にご協力いただきました関係各機関・各位の方々に、深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
文責:西川 章仁
青年部名 | 高知市管工事設備業協同組合 若葉会 |
---|---|
事業名 | 水源地をきれいにするキャンペーン |
担当者 | 西川 章仁 |
実施時期 | 2009年1月24日 |
参加者 | 総勢:120名 |