よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2009.04.01
毎年、京都府管工事工業協同組合では『全国水道週間』にあわせてボランティア活動事業として親組合と青年会が合同で、組合周辺にある琵琶湖疏水周辺と鴨川河川敷周辺の清掃活動を実施しています。水源地クリーンキャンペーンに併せて、琵琶湖疏水・鴨川周辺嵐山・桂川周辺とおこなってきました。
今回、水源地という観点から離れるのですが『堀川・二条城』周辺の清掃活動をやってみようという事になりました。
そのゴミ僕が拾おうと思ったのに・・・
『堀川・二条城』にした理由は、二条城という観光名所があることと全管連青年部の総会会場となる京都全日空ホテルが目の前にあることでした。堀川という地名は、堀川通として深く馴染みがありますが、河川としての堀川はあまり知られていません。豪雨時における放流先として存在し、つい最近まで幅40cm位のU字溝があって、周りはコンクリートで固められた状態でとても河川といえるものではありませんでした。整備事業により、せせらぎが戻り、遊歩道が併設され、今では市民の憩いの場として活用されるまでになりました。京都散策の一つとして少し紹介しておきます。
当日は、爽やかな秋晴れの陽気に誘われた、会員10名、子供3名の総勢13名が集まり、二班に分れてスタート致しました。
当初、過去の経験から観光地周辺は、比較的地域住民の皆さんやボランティアの方々が日々清掃をなされている確率が高く、比較的きれいであろうという予想でしたが、今回は予想を裏切られ、結構な量、そしていろいろな種類のゴミが落ちており、その大半がたばこの吸殻でした。特に、二条城の南側の道路が酷い状態でしたが、原因として上げられるのは、道幅広く車を停めやすいこと、近くに公衆便所があり客待ちタクシ-や観光バス、一般車が待機場所や休憩場所としていることが考えられます。その中に、たまたま心ない人間がいて、日常的にポイ捨てを繰り返しているのだろうと想像してしまう状態でした。当たり前の事ですが、一人ひとりの気持ちで良くも悪くもなり、今回は喫煙者のマナー向上を切に願わずにはいられません。
現在、地球全体レベルでのCO2削減が望まれ、地球温暖化が世界で一番考えなければならない問題のひとつとなっています。ニュ-スや新聞等メディアで取り上げられ大切なことだと意識しながらも、実際には身近なところで異変が起こらないと本当の危機感を感じないというのが現状だと思います。中にはもちろん危機感を持って活動されておられる方もおられますが、私たちが身近でわかるレベルに異変が起こった状態では、おそらくもう手遅れだとも思います。
未来永劫、地球というすばらしい星を残すためにも、地球に暮らしている全ての人が、身近にできることから、実践する必要があると今回の清掃活動を通じて改めて痛感致しました。私たちは、地球の助け無では生きていけないのですから・・・。
今回のゴミの内訳として次の通りです。
①位 タバコの吸殻 339本
②位 ガム・アメ等の包み紙 38ケ
③位 ティッシュ・弁当等のゴミ 12ケ
番外 ホイルキャップ・靴下・ハンカチ 1ケ
山田孝清
これは僕の獲物だ
今度の通常総会はここ!
青年部名 | 京都府管工事工業協同組合青年会 |
---|---|
事業名 | 二条城周辺清掃 |
担当者 | 山田 孝清 |
実施時期 | 平成21年11月28日(土) |
参加者 | 総勢:13名 |