エコ倶楽部

2009.04.01

和歌山市管工事業協同組合青年部

和歌山市管工事業協同組合青年部
 エコクラブ探検隊2009「水のリサイクル」

 今年度も、例年よりは遅い時期となりましたが1月19日(火)にエコクラブ探検隊2009を開催いたしました。

 エコクラブ探検隊は、全国管工事業協同組合連合会青年部協議会の環境問題研究事業の一環として始まり、今年度で6年目となり、ボランティア事業として定着しています。当組合青年部でも「水のリサイクル」をテーマに、小学4年生を対象に加納浄水場、水ときらめき紀の川館(紀の川大堰)、中央終末下水処理場を見学して、上下水道のしくみと水の大切さを勉強してもらっています。今回は、楠見西小学校4年生(36名)の児童の皆さんに参加していただきました。去年11月開催予定が、新型インフルエンザの影響で二度の延期で、年が明けての1月開催の運びとなりました。

水がきれいになるしくみに興味津々

 当日、楠見西小学校から児童たちが大型バスに乗り込み、午前8時20分にスタート!「加納浄水場」では、紀の川の原水が上水道水になるまでの行程を見学体験し、「水ときらめき紀の川館」では、紀の川大堰の役割や、魚道観察室を見学しました。「中央終末処理場」では、沈殿池を見学しながら、汚れた水がきれいになっていく仕組みなどの説明を聞き、処理場の大きさと下水の臭いには児童たちも驚いていました。予定していた時間内に見学することができ、午後3時には楠見西小学校に無事ゴールイン!

 連日、寒さが続いていましたが、透き通るような晴天に恵まれ、暖かい気候のなかで見学することができました。このエコクラブ探検隊も、新型インフルエンザの影響で開催が危ぶまれましたが、担任の先生の熱意により、なんとか3度目の日程で開催することができました。

「水ときらめき紀の川館」

みんなで記念撮影

 毎回恒例になっています、児童たちからの感想文を、一部ご紹介させていただきます。

(組合だより「紀の水」より引用)

 「浄水場はいいことしてるよ」 楠見西小学校 4年 和田幸奈

 私たちは、水道のじゃ口の水はどこからくるのだろうと考えてみました。正かいは、紀の川からでした。でも、クラスみんなが、「紀の川って、ゴミばっかりだからきたないよ。」とか言ったので、どのようにして水がきれいになるのか、加納浄水場へ調べに行きました。私は、加納浄水場で水をきれいにするためにこんなに工夫しているなんて、ただたんに水をだして、何も気にせずに手を洗ったり、うがいをしたり、お風呂に入ったりしていた私にはとてもおどろきでした。

 私は、まず沈砂池を見たとき、とてもきたないなと思いました。だけど、それでもだいぶゴミがおとせてるって聞いておどろきました。でも、沈でん池でコップに水を入れて見せてくれたときはもう飲めそうで、じゃ口からでてくる水とかわりないように思いました。なのに、まだあと3種類くらいの薬品を入れて、もっともっときれいにして、とてもとう明になった水がじゃ口からでてくることを、私は初めて知りました。

 もともと、紀の川の水がきれいだったら、仕事をする人も少しは楽なんだろう。だから、できるだけ水をきたなくしないようにしようと思います。

 私は、浄水場が水をきれいにしてくれていることの感しゃの気持ちを川柳にしました。

  浄水場 水をきれいに ありがとう


 「水ときらめき紀の川館」 楠見西小学校 4年 谷口幸伸

 ぼくは、紀の川館でどこかの大ぜきがこう水にあってその時にあふれたことがあって、それでそのげんいんだったことを、紀の川大ぜきについてある、せき部が上がるということで、こう水の時も大じょうぶということを知りました。しかも、紀の川大ぜきで通れなくなった魚を通す魚道というとこを作って、さらに、魚たちがすきな、流れを三つも作って、流れが速い、おだやか、といった感じで魚たちにとてもいいと思いました。そして、量水とうというとこで流れや水の量をはかられるとこがあって、紀の川館はよく考えられてると思ったから川柳をかきました。

 大ぜきは かこのけいけん 生かしてる

 「水の旅」 楠見西小学校 4年 中林紗里奈

 私は、自分らがつかった水は、そのまま海とかにいってるかと思っていました。

(ですが)

しゅうまつしょり場にいって水のことが・・・

(私たちは、2グループにわかれて、こうどうしました)

私たちがつかっている水は、紀の川からじょう水場と言う所へいきます。それを、ちいきの人がつかっています。それはまた、下水管に流れて、下水しょ理場にいってすなとかをきれいにして、海、川にながします。

(つぎがふしぎ)

たいようにあたって、水がじょうはつし、くもとなり、そして、雨がふり、しょり場とかちいきにながれつくことになっていました。自分らの、つかった水がきれいな水になっています。

だから、この水の旅のことを、いいたかったのです。こんどから水をたいせつにして、いきましょう。

これこそ、水のリサイクルですね。それを川柳にしました。

 水の旅 または水の リサイクル

実施概要
青年部名 和歌山市管工事業協同組合青年部
事業名 エコクラブ探検隊2009「水のリサイクル」
担当者 中村 伸行
実施時期 平成22年1月19日(日)
参加者

総勢:45名
市立楠見西小学校(児童36名、教員2名)・案内役(青年部役員7名))

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