よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2011.11.19
前回の「エコクラブ探検隊」の続きとしまして、今回も京都の水源である琵琶湖から流れ る疏水を調査しました。
前回は京都を流れる疏水を調査しましたので、今回はその先である琵琶湖から流れる疏水について青年会会員7名と共に散策しながら調査してきました。
生憎の天気でしたが、まずは琵琶湖の取水口付近を散策します。 琵琶湖の西側に水門として作られたのらしいのですが、今では船着場として利用されているようでした。
国道を跨ぎ、疏水に沿って散策して行くのですが、疎水の水は琵琶湖と反対方向に流れているのに、側溝を流れる水は琵琶湖に流れる風景は何とも奇妙なものでした。
参加してくれた会員と記念写真
取水口から5分程度歩くと、第一大津疏水制水門が見えてきます。
この制水門は滋賀県の大津市に設置されていますが、敷地を大津市より京都市が借り受け京都市水道局が管理をされていました。 これは初耳でした。
制水門を過ぎ、山のほうへ歩くとトンネルが見えました、これが京都へ繋がる「第一トンネル」です。 この先は山を越えて京都へ繋がるわけですが、明治時代に通水した この疏水に現地へ来て初めていろいろ考えることが出来ました。
今では当たり前に流れてくる疏水も、明治時代の最新の土木技術と先人の努力により今も昔と変らず水源として京都へ水を供給しています。
立ち入り禁止の区間が多く、詳細までは見ることが出来ませんでしたが、参加者には「水」に対する感謝の気持ちを持ったことだと思います。
京都市内に水を供給するため必要不可欠な「琵琶湖疏水」を後世にしっかりと残せるように、僕たちの業界も何かをやっていく必要があると感じた散策でした。
久しぶりの開催となった為、子供たちも清掃作業をかなり手伝っていました。今後も、子供達と共に大事な資源である水と接し、我々の仕事に直結している「水」の大切さを実感できるような事業展開を図りたいと考えております。
取水口周辺を散策
第一トンネル前、この先は京都市
青年部名 | 京都府管工事工業協同組合青年会 |
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事業名 | 京都の水道水源調査 |
担当者 | 宮本 茂樹 |
実施時期 | 平成23年11月19日(土) |
参加者 | 参加者 総勢 8 名 |