よりよい社会、環境、業界の未来を願ってさまざまな活動を続けています
2016.05.16
良好な水資源の保全・向上を目指し、ダム周辺道路を親子でゴミ拾いする清掃活動「内川ダムクリーン作戦」を平成28年5月16日に実施しました。青年部員とその家族(大人11名・子供10名)総勢21名が参加しました。
内川ダムとは石川県金沢市を流れ男川と呼ばれ親しまれる二級河川・犀川の上流に建設されたダムであり金沢市民にとって重要な水資源であります。当日は晴天に恵まれ活動しやすく、軍手とゴミ袋を手に約5キロの道のりをゴミ拾いしました。人の目に付く所にはゴミは落ちてなくきれいな印象でしたが、側溝や草むらなど陰に隠れた所にはアルミ缶や食べかすが捨てられ、なかには長靴や壊れた家電製品など不法投棄もありまだまだ環境保全に対する意識の薄さ、水源地保全活動による啓蒙が浸透していない現状を目の当たりにさせられました。
また多くの子供達に参加していただき、楽しみながら笑顔溢れゴミを探しだす姿をみて微笑ましく、幼いながらも力強い清掃に掛ける思いを感じました。意気揚々とごみ拾いをしていましたが長く広大なごみ拾いの道のりは想像以上に体力を奪い、半分ぐらい歩き終えたころから一緒にごみ拾いしていた子供達はぐったりし、おんぶ抱っこをせがむようになってきました。
そんななか目的意義を薄らぎかけた我々の眼下に突然木々の隙間から広大なダム湖の絶景が現れ、そのダム湖と若葉が織りなす景色は疲れた体と心を癒してくれました。同時にこの自然・水資源を守らなければならない本来の活動の意義を再確認させてくれることとなりました。
清掃終了後拾い集めたごみ袋の山を見て、達成感とゴミをみだらにポイ捨てする行為がいまだなくならない現状に残念な気持ちになりました。水事業に関わる者として水資源の大切さを地域全体に広く浸透していくよう努め、今後もクリーン活動を続けていきます。
絶景のダム風景
ダム周辺道路ごみ拾い
親子でごみ拾い
ごみ拾い袋収集
青年部名 | 石川県管工事協同組合青年部会 |
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事業名 | 内川ダムクリーン作戦 |
担当者 | 成瀬 章宏 |
実施時期 | 平成28年5月16日(月) |
参加者 | 参加者 総勢 21 名 |