エコ倶楽部

2016.08.28

名古屋市指定水道工事店協同組合青年部会

水源地見に行き隊

 毎年恒例となりました青年部会主催「水源地見に行き隊」を長野県木曽郡木祖村にて開催しました。「水源地見に行き隊」は名古屋の水道の源流である木祖村を訪れ、様々な活動を行うことにより参加者に普段飲んでいる水の大切さを知って頂く、何年も継続している事業です。今年は木曽川源流域にある水木沢天然林の散策、トウモロコシ収穫体験、BBQを行いました。子供達にとって夏休み最後の週末、天候にも恵まれ、参加者の皆様と一日楽しく過ごすことが出来ました。

 名古屋を早朝に出発し木祖村に到着後、こだまの森へ移動し、BBQを楽しんだ後、トウモロコシ収穫体験を行いました。事前に木祖村の唐澤村長に種まきをお願いし、丁度三ヶ月後のこの日に、収穫出来るように立派に育てて頂きました。唐澤村長には感謝の気持ちでいっぱいです。採れたての生で食べるトウモロコシは、ジューシーで甘く、とても美味しかったです。これもまた、トウモロコシ収穫体験の醍醐味の一つです。子供達は暑いことも忘れ、立派に実っているトウモロコシを、まるで宝探しゲームのように夢中に探し出し、収穫していました。

 最後に、平成20年に「平成の名水百選」に選ばれた水木沢天然林を散策しました。道中には、夏でも冷たい山清水や、クマ除けの鈴があり、せせらぎの音の中、鈴の音がいくつも響いていました。夏場はまずクマに遭遇はしませんが、管理棟横のウワミズザクラの木には、昔クマが登った時についた爪痕がしっかりと残っていました。今回初めて水木沢天然林を散策しましたが、名古屋の水が美味しいのは、この自然豊かな林の中で蓄えられた綺麗で豊富な名水を源にしているからだと身を持って体感できました。

 毎年恒例となっているこの事業ですが、年々参加者も増加傾向にあり、水源地への関心の高さが伺えます。来年度以降も継続的に実施していき、木祖村との繋がりをさら強めて水源地の大切さを多くの方に知って頂きたいと思っています。

実施概要
青年部名 名古屋市指定水道工事店協同組合青年部会
事業名 水源地見に行き隊
担当者 桜田 雅己
実施時期 平成28年8月28日(日)
参加者

参加者 総勢67名
(内訳):名水協組合員及びその家族

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